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Bio/Life Science

医学的エビデンスに基づき、産学連携を推進する〜藤田卓仙・慶應義塾大学医学部特任助教

2017年8月29日 by Top Researchers

昨今、世の中に溢れる玉石混交の健康情報。科学的裏付けのないものまでが「常識」として扱われ、正しい理解のないまま利用されている現状が問題視されている。これらの課題を解決すべく、法律と医学という2つの分野の架け橋として、医療政策学・医事法学・医療経済学・医療情報学といった複合的な視点から学際的な研究を行なうのが、慶應義塾大学医学部の藤田卓仙特任助教だ。大学のもつリソースを最大限活用し、健康医療情報を科学的に正しく、わかりやすく伝えるための基盤を、医学側から産業界にアプローチしながら進める藤田氏に、いま医療が果たすべき責任と為すべき行動について伺った。 医学的エビデンスに基づいたものを、世の中に普及させる Q:現在の活動について、具体的に教えてください。 慶應大学での研究について現状をまとめると、(1)企業から依頼された産学連携を進めること、(2)研 … [もっと読む...] about 医学的エビデンスに基づき、産学連携を推進する〜藤田卓仙・慶應義塾大学医学部特任助教

がんを血管とリンパ管の研究で抑制する〜渡部徹郎・東京医科歯科大学 大学院 教授

2017年6月27日 by Top Researchers

がんの治療において、がん細胞そのものを標的とする以外に周囲の環境を変化させる方法が存在する。がんの転移経路となる血管やリンパ管をコントロールすることで、間接的にがんを食い止めるという発想だ。発生生物学をバックグラウンドとし、がん転移防止研究に取り組むのが、東京医科歯科大学大学院の渡部教授だ。今回はがんの基本的な特性に触れつつ、その研究内容に迫った。 Q:まずは、研究内容からお聞かせください。 がんを治療することを目的とした、血管とリンパ管の研究を進めています。がん細胞が増殖し、転移する過程で重要な役割を果たすのが、血管とリンパ管です。がんの治療においてがん細胞そのものを標的とすることも重要ですが、いかに転移を止めるか、またはがんが大きくならないように周囲の環境を変化させることも非常に重要です。 まず、がんが成長する過程において、血管は重要な役割 … [もっと読む...] about がんを血管とリンパ管の研究で抑制する〜渡部徹郎・東京医科歯科大学 大学院 教授

マクロファージの多彩な機能を発見する〜審良静男・大阪大学免疫学フロンティア研究センター・拠点長

2017年6月20日 by Top Researchers

現在、免疫学の分野で研究のテーマとして注目されているのがマクロファージだ。マクロファージはこれまで、細菌やウイルスなどを食べて消化するだけの細胞と考えられていたが、近年、マクロファージは様々な部分で生命機能に重要な役割を果たしているとわかってきている。大別すれば、食べて消化し炎症に関わるものと、炎症を抑えるものの2種類があり、その違いとふるまいの研究が求められているが、その分野で精力的に研究を進めているのが大阪大学免疫学フロンティア研究センターの審良(あきら)拠点長だ。じつは近年にも大きな発見がなされた免疫学の経緯をたどりながら、その研究に迫った。 じつは歴史が「浅い」免疫学 Q:現在の研究内容をお聞かせください。 研究内容をお話しする前に、免疫学のなりたちについてお話しします。実は免疫学は非常に歴史が浅く、近年になってようやく解明されたといえ … [もっと読む...] about マクロファージの多彩な機能を発見する〜審良静男・大阪大学免疫学フロンティア研究センター・拠点長

生体分子を人工的材料に融合させ、「バイオものづくり」の新境地を拓く〜伊藤嘉浩・理化学研究所 主任研究員

2017年6月6日 by Top Researchers

バイオナノテクノロジーと呼ばれる研究が注目されている。そんな中、「生体分子と人工的材料の融合」を掲げ、長年研究しているのが、理化学研究所・主任研究員の伊藤嘉浩氏だ。氏の研究テーマには、バイオマテリアル、ドラッグデリバリーやバイオチップなど、実現が望まれている技術が並ぶ。今回はそれらの研究の最前線の立場から、話を伺った。 Q:普段最先端の分野を研究なさっていますが、日々進歩がある中で最新の研究の概要にはどんなものがありますか? もともと、工学を医学に応用する「医工学」の分野を、大学院にいる頃からずっと研究してきました。初めは人工臓器の材料を開発する研究をしていました。一番身近な材料ですと、人工血管や人工心臓の材料などがあります。人工血管は血液が流れるだけのチューブのようなもので、人工心臓は血液を流すポンプですね。これらは普通に一般の材料で作っても … [もっと読む...] about 生体分子を人工的材料に融合させ、「バイオものづくり」の新境地を拓く〜伊藤嘉浩・理化学研究所 主任研究員

タンパク質分解現象を活用し、創薬の可能性を広げる〜宮本悦子・東京理科大学准教授

2017年5月30日 by Top Researchers

多くの人々の命を奪ってきた難病、膵臓がん。創薬の長い奮闘の歴史の中で、そうした病気への特効薬はまだない。病気の原因となるタンパク質の75%には現行の方法で薬を作れないからだ。そこで新しいアプローチを武器に創薬に挑んでいるのが東京理科大学の宮本准教授である。豊富な化学の知識を駆使してバイオや生命科学(ライフサイエンス)の分野に新風を吹き込む、その取り組みについて話を伺った。 分解法の創薬、ケミカルノックダウン(CiKD)法によってアンドラッガブルターゲットにメスを入れる Q:現在どのようなご研究に取り組んでいらっしゃるのですか。 私が取り組んでいるのはバイオやライフサイエンスに関する研究です。バイオの研究には色々な種類があるのですが、その中でも未来の薬を創る研究に取り組んでいます。これまでの薬とは違う方法で、全く新しい薬を創りたいと考えています。 … [もっと読む...] about タンパク質分解現象を活用し、創薬の可能性を広げる〜宮本悦子・東京理科大学准教授

ゲノム編集技術が、生命科学に革命をもたらす〜山本卓・広島大学教授

2017年4月25日 by Top Researchers

ゲノム編集技術の劇的な進歩により、生命科学に革命が起きつつある。品種改良や製薬、病気治療など各方面において活用が期待されているゲノム編集技術の研究であるが、「日本は他国に遅れをとっている」と指摘される面もある。ゲノム編集学会の代表を務め、国内の研究環境でさらなる開発に精力的に取り組むのが、広島大学の山本卓教授だ。ゲノム編集の活用方法とその具体的課題について伺った。 Q:研究内容についてお聞かせください。 元々は発生生物学の研究者で卵から色々な細胞がどんなメカニズムで生まれてくるのかについての研究をずっとしていました。約10年前からゲノム編集に利用する、DNAを切断する酵素の開発をスタートさせました。 … [もっと読む...] about ゲノム編集技術が、生命科学に革命をもたらす〜山本卓・広島大学教授

iPS細胞を未来のステージへと進める〜山中伸弥・京都大学教授・iPS細胞研究所所長

2017年3月22日 by Top Researchers

2012年のノーベル生理学・医学賞の受賞から5年。iPS細胞を用いた研究の発展は年々勢いを増している。日本でも産学が連携して応用研究が進む一方、創薬分野においては早くから研究環境が整っていたアメリカを追う形で研究競争が展開されてきた。そして現在、iPS細胞の無限の可能性は、生命科学分野において生命の神秘を解き明かす鍵を握っている。iPS細胞を用いた再生医療や創薬の世界で日本が生き抜くために、そしてiPS細胞に続き世界を驚かせる研究成果が生まれるために必要なこととは何か。iPS細胞研究の最前線と、医療の進歩への飽くなき献身について、京都大学iPS細胞研究所所長・山中伸弥教授にお話を伺った。 次なるステージへと進むiPS細胞研究、安全性と時間・費用がカギ Q:現在研究所が取り組んでいらっしゃるご研究の内容について教えてください。 この研究所には現在 … [もっと読む...] about iPS細胞を未来のステージへと進める〜山中伸弥・京都大学教授・iPS細胞研究所所長

モデルマウスの作成で、高尿酸血症研究の前進を目指す~細山田 真・帝京大学教授

2017年2月21日 by Top Researchers

成人男性の5 人に1 人が抱える高尿酸血症。多くの現代人が恐れる痛風につながる生活習慣病だが、その環境要因の解明にはまだ至っていない。その研究に不可欠な実験用マウスの作成に取り組むのは帝京大学薬学部の細山田教授だ。尿酸代謝が人間と大きく異なるマウスをどのようにしてヒトと同じ条件に近づけるのか。長年の研究を結実させて新たな遺伝子疾患をもつマウスを作成し続ける細山田教授にお話を伺った。 マウスで高尿酸血症研究の前進 Q: … [もっと読む...] about モデルマウスの作成で、高尿酸血症研究の前進を目指す~細山田 真・帝京大学教授

創薬は、ビッグデータ活用で激変する〜奥野恭史・京都大学教授/理化学研究所副グループディレクター

2017年1月17日 by Top Researchers

ビッグデータを活用した新しい医療への取り組みが始まっている。その要点の一つが、京都大学の奥野教授が主導する医療シミュレーション、ビッグデータ創薬などの開発だ。より課題解決において能力を発揮する次期スーパーコンピューターのポスト「京」開発元年となった2015年。大きく舵をきったIT領域と共に、医療はどのように進んでいくのか。奥野教授にお話を伺った。 現代における医療・創薬はスーパーコンピューターとビッグデータなしには語れない Q:現在の研究内容について教えてください。 我々の研究の特徴は医療・創薬の領域においてIT、コンピューターの技術を用いる点です。どのような技術なのかというと、一つはスーパーコンピューター(スパコン)を用いたシミュレーションの技術です。もう一つはAIを利用した、ビッグデータ情報の活用への試みです。つまりスパコン、そしてビッグデ … [もっと読む...] about 創薬は、ビッグデータ活用で激変する〜奥野恭史・京都大学教授/理化学研究所副グループディレクター

エピゲノム研究で、食糧危機を突破する〜金 鍾明・理化学研究所研究員

2017年1月4日 by Top Researchers

人類が直面する食糧危機問題に大きな一石を投じる研究成果が生まれた。植物のエピゲノム研究に取り組む研究者・金 … [もっと読む...] about エピゲノム研究で、食糧危機を突破する〜金 鍾明・理化学研究所研究員

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